志望校選びが大切
受験に向かって勉強を頑張ることももちろんですが、同様に大切なのが"志望校選び"。
猛勉強してせっかく第一志望の高校に入っても「こんなはずじゃ…」ということにならないように志望校の選び方について考えてみましょう!
今、志望校が浮かんでこないという人は 「何を理由に高校を選んだらいいのかわからない」状態になっていませんか?
もちろんですが理由(=志望動機)は人によって様々です。
最近では高校から専門分野に特化した学科・コースを持つ学校も増えていて、 「同じ職業を目指すとしても、そのルートは複数ある」ということも少なくありません。
普通科、専門学科以外にも「総合学科」と呼ばれる普通科と専門学科の両方の特色を活かした授業から自分で選択できる幅を大きく設けた学科もあります。
まずはどんな動機で志望校を検討するのか、いくつかのパターンで考えてみましょう。
部活を頑張っている人
・高校でもその部活動を続けられるように、活動が 盛んな学校を選ぶ。
・その活動から派生して考えられる職業から逆算す ることもできる。
例えば…運動部であれば、選手という選択肢だけではなく、トレーナー、指導者、はたまたチームを維持したり運営する側に携わる選択肢もあります。
得意科目をもっと学びたい人
・例えば英語が得意だからもっと英語を勉強したいと 思う人は、英語科のある学校という選択をする。
・英語を使う職業にはどんなものがあるか知るために、いったんは普通科に進んで広く知識を身につけてから大学で専門的な選択をする。
少しだけ注意してほしいのは、どの科目も段階が進むにつれて当然難易度は上がり、「思っていた勉強と違う」と感じることが多いのも事実なのです。 一言で「化学が好き」と言っても、理論を突き詰めたいのか、化学の知識を使って何かがしたいのかで大きく選ぶ道は変わってきます。「今、点数がいいから」というだけで安易に決めることはお勧めできません。
少しでも就職を有利にしたい!
・どんな資格が取れるか調べよう!
「特別な免許や資格がいる職業を目指しているわけじゃないけど、少しでも就職に有利な知識や技術を身につけて おきたい」という人も多いでしょう。一般事務の仕事に就くとしても、最近は最低限のPCスキルを求められること が多いです。簿記の資格を持っていれば経理や財務方面の仕事に役立ちます。学校のホームページを見ると、専門 学科であれば、どんな資格が取れるかなどを詳しく書いてあるのでチェックしてみましょう。
・就職先、就職率を調べよう!
高校卒業後、就職を目指すのであれば、その学校からの就職先や就職率は必ず確認しておきましょう。
単純に学ぶ内容だけではなく、その学校(先生)がどういう企業と結びつきがあるのかを知っておくことが大切です。
具体的に目指す職業がある場合
まずはその職業に就くにはどんな道があるのかを徹底的に調べましょう。
「資格がいるのか」「その資格を取る条件は何か」などがわかれば、自ずと進路は見えてきますね。 目指す職業への道は1本ではありません。わかりやすく
「看護師」になるためのルートを例に示しました。それぞれのルートで一長一短があります。
しっかり吟味してみてくださいね。
実は、このパターンに当てはまる人が一番多いかもしれません。
いつか、やりたいことが出てきたときにその道に進めるように、少しでも選択肢を広く持てる進路を選んでおきませんか。
大学と連携している高校で将来をイメージする
近年増えてきているのが、大学と連携している高校です。 高校在学中から大学の講義を見学できる機会があったり、逆に大学から先生が出張して体験授業をしてくれたり。学校によっては連携している大学の推薦入試枠が多い場合もありますので調べてみるといいでしょう。
目標を高めに設定して選択肢を広げよう
少し背伸びしないと難しいかな…という学校を目標にして、 その上で通いやすさや校風などを複合的に見て決めてみるという考え方もひとつです。また学校の先生や友達と話をする中でやりたいことが見えることもあります。恥ずかしがらずに、真剣に進路について話をしてみましょう!
最近では全国的に専門の科が増え、コース制の学校・単位制の学校なども増えています。
明確な目的があったり、自分が学びたい分野がしっかりあったりする場合は、普通科以外の選択もあります。
特に私立高校などは、大学進学に力を入れている学校、礼儀作法の教育に厳しい学校、制服がなく自由な学校など、 学校によってそれぞれ独自の校風があります。公立高校も、授業の方法、行事への取り組みなど学校ごとの特色があ ります。先輩に話を聞いたり学校訪問に行ったりして、実際の雰囲気を知っておくことが重要です。
特に私立高校などは、大学進学に力を入れている学校、礼儀作法の教育に厳しい学校、 制服がなく自由な学校など、学校によってそれぞれ独自の校風があります。公立高校も、授業の方法、 行事への取り組みなど学校ごとの特色があります。先輩に話を聞いたり学校訪問に行ったりして、実際の雰囲気を知っておくことが重要です。