広島県 高校入試情報（令和7年度／2025年度）
広島県の公立高校入試は、令和5年度（2023年度）から推薦選抜が廃止され、一次選抜と二次選抜が実施されています。
一次選抜では、全ての高校が実施する「一般枠」と、高校（学科）の特色により実施される「特色枠」の2パターンで選抜行います。
「一般枠」「特色枠」のどちらも学力検査+調査書+面接形式の「自己表現」が実施され3つの合計点で合否の判定をします。
※比重は6（学力検査）：2（調査書）：2（自己表現）
広島県の調査書（内申書）の評定は、中学1年生〜3年生の3学年の評定が対象となるので、1年生の定期テストからしっかり対策しておくことが高校入試対策の第一歩です。
調査書の評定は、中1と中2は評定通りですが、中3は3倍で評価され3学年9教科の合計は225点満点です。
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『一次選』
- 《入試日程》
- 令和7年2月26日(水)～2月28日(金)
- 《合格発表》
- 令和7年3月10日(月)
- 《受験実施校》
- 募集するすべての高等学校(併設型高等学校を除く)
- 《学力検査》
- 国語、社会、数学、理科、英語
- 《自己表現》
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個人ごとの面談方式で実施。1人当たり10分以内で行う。
配点は検査官1人当たり15点満点。
- 《その他の検査》
- 学校独自検査（自校作成問題による学力検査、面接、作文、小論文、実技検査のいずれか）を実施する場合がある。
- 《内申点の算出方法》
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中学1年生から中学3年生の評定。
第１学年及び第２学年についてはそれぞれ指導要綱に従って5段階で評定。第3学年については各科目を5段階で評定した評点を3倍する。
合計評点は、これらを合計した225点満点とする。
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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「一般枠」
一般枠による選抜における，学力検査，調査書及び自己表現の配点の比重は６：２：２であり，一般学力検査、調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して決定する。
「特色枠」
学力検査，調査書，自己表現及び学校独自検査の配点の比重の割合を学校ごとに定め，それぞれの配点をその割合により換算し、学校独自検査を実施しない場合には，1,000点満点で評価し、学校独自検査を実施する場合には，1,100点満点又は1,200点満点で評価し総合的に判断。
『二次選抜』
- 《入試日程》
-
令和7年3月18日(火)
※広島市立広島みらい創生高校は3月24日
- 《合格発表》
-
令和7年3月19日（水）
※広島市立広島みらい創生高校は3月25日
- 《受験実施校》
- 一次選抜の結果、合格者の数が入学定員に満たない場合実施。
- 《選抜方法》
- 調査書・自己表現・学校独自調査
【広島県の高校入試の平均点と出題内容】
- 《2024年度：広島県立高校入試の平均点》
- 国語39.5点、社会26.9点、数学23.7点、理科26.1点、英語24.1点
- 《英語の出題内容と問題傾向》
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大問１ではリスニングと英作文が出題されます。
大問2、3では500字程度の長文が出題されます。
大問4では、30～50語程度で書く英作文が出題されます。
記述の問いが多いものの、毎年似た問題形式です。
そのため,過去問を解いて慣れておく必要があります。
時間：50分 満点：50点 大問4問構成。
リスニング、会話文、長文、英作文が出題されています。
全体として記述問題が多く、英作文も出題されるため練習が重要となります。
- 《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1と2は小問問題となっており、式の計算や連立方程式、確率、資料の活用など出題内容は多岐にわたります。
大問3以降で関数や図形、データに関する大問が出題されており、いずれも難易度が高い傾向です。
ただ、配点の半分を小問が占めているため、確実に解けるようにしておくべきでしょう。
時間：50分 満点：50点 大問6問構成。
大問1と2は小問集合となっており、配点の約半分を占めているため基礎を復習して確実に解けるようにしておく必要があります。
毎年、図形の証明問題がでているため、しっかり練習しておきましょう。
- 《国語の出題内容と問題傾向》
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大問1では2200字程度の小説が出題されており、小問数の数が多く、漢字の問題が出題されました。大問2では複数の文章を読んで答える問題が出題されました。
大問3は古典になっており、200字程度の作文が出題される傾向が高いです。
時間：50分 満点：50点 大問3問構成。小説、文章を読み解く問題、古典が出題されました。
長文の問題では自分の言葉で書く記述問題が出題されるため、書く練習が必要です。
- 《理科の出題内容と問題傾向》
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化学分野から「酸とアルカリ」、生物分野から「植物の体のつくりとはたらき」、物理分野から「電磁誘導と発電」、地学分野から「天体の動き」が出題されました。
時間：50分 満点：50点 大問4問構成。
各大問で化学、生物、物理、地学が出題されました。
各分野が均等に出題されるので苦手な分野もしっかりおさえる必要があります。
- 《社会の出題内容と問題傾向》
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地理分野からはグラフや地図の読み取り、選択問題が出題されています。
歴史分野では資料を読みとりそれをもとに文章記述する問題が出題されています。
公民分野では資料を読みとり文章記述が出題されました。
時間：50分 満点：50点 大問4問構成。各大問で地理、歴史、公民が出題されました。
どの分野もグラフや資料を読み解く必要があるため資料を読み解く力が必要です。
- 《広島県教育委員会》
- もっと詳しい広島県の公立高校受験、入試制度の情報は広島県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/
- 《広島県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 広島県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
広島県の高校偏差値表（http://www.deskstyle.info/eria/hiroshima/hensachi.html）
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