岐阜県 高校入試情報(令和7年度/2025年度)
岐阜県の公立高校入試は、「第1次選抜」と「第2次選抜」とに分かれますが、実際の選抜では、第1次選抜で多くの高校の定員は埋まり、合格者が定員に満たなかった高校だけが2次募集(第2次選抜)が実施されるため、
行われるときと、そうでないときがあります。
したがって、事実上、1回の受験となると考えておきましょう。
内申書の評定と学力検査の結果を合わせた総合点で合格審査を行いますが、その比率が、7:3~3:7の範囲で高校により傾斜が変わってくるので、各高校が内申と学力をそれぞれどの程度重視しているかを事前に調べておくと良いでしょう。
また、どれだけ学力が重視される高校でも3:7より学力の比率が高くなることはないので、岐阜県の公立高校に合格するためには、入学試験で点を取ることだけでなく、普段からどれだけ内申を取れているかが重要となりますが、岐阜県は中学1年生の成績から評価されますので、中学校のスタートから定期テスト対策、内申対策をしっかりしておきましょう。
なお、岐阜県公立高校の入学者選抜は、2024年度入試よりWeb出願が導入され、すべての課程、すべての選抜においてオンラインで出願となります。
出願はもちろん志願変更のほか、配慮申請などの各種申請・届出もWeb出願システムでの対応となるので、間違えることがないようにしっかり確認しておきましょう。
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『第1次選抜』
- 《入試日程》
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令和7年3月5日(水)
※一部の高校では6日(木)にも実施
- 《合格発表》
- 令和7年3月14日(金)
- 《受験実施校》
- 全校・全学科で実施。
- 《学力検査》
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英語 100点(50分 リスニングテストあり)
数学 100点(50分)
国語 100点(50分 課題作文あり)
理科 100点(50分)
社会 100点(50分)
合計500点満点
※一部の高校で傾斜配点を実施
- 《その他の検査》
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音楽科、美術科は受験者に実技検査あり。
一部の高校で受験者に面接を実施。
学科等の専門領域における実技能力や部活動等の実績を特に重視して評価する学科(群)では、希望者に対して標準検査に加えて、「独自検査」(面接、小論文、実技検査、自己表現)を実施。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
合計180点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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調査書の評定と学力検査の結果の比率については、7:3~3:7の範囲となるよう各高等学校で決定。
独自検査を実施した場合には、調査書と標準検査及び独自検査の結果を総合的に審査し、入学定員の30%を上限として、合格者を決定。
★調査書の評定と学力検査の結果の比率などの詳細はこちら
岐阜県教育委員会_入学者選抜
【岐阜県の高校入試の平均点と出題内容】
- 《2024年度:岐阜県立高校入試の平均点》
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100点満点
国語:69点 数学:50点 英語:54点 理科:60点 社会:60点
- 《英語の出題内容と問題傾向》
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資料を読み取る問題、英語の質問に英語で答える問題は必ず出題されています。また長文読解6問中3問出されています。
基本的な英単語力、文法力が問われる問題が多いので、日頃から基礎学力の定着を意識しておきましょう。
「与えられたテーマについて書く」問題も例年出ているので、自分が知っている表現を使いながら練習をしておきましょう。
- 《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1は計算問題を中心とした基本問題の小問集合、その他方程式の文章題、関数、平面図形と、例年通り変わらずです。
データ活用の問題が大問で2つ出題としていました。
大問1の小問集合は配点が高く、基礎問題の集まりなので、確実に点数に繋げられるよう、日頃から丁寧に、且つ素早く解けるような練習をしておきましょう。
記述式の図形の証明問題も毎年出るので、しっかりと書く練習もしておきましょう。
- 《国語の出題内容と問題傾向》
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例年通り、大問1は漢字、大問2は小説、大問3は説明的文章、大問4は古典、大問5は作文という構成での出題です。
大問1の漢字、大問2の小説、大問3の説明的文章が配点が高めです。
基本問題も含まれるので、確実に点数に繋げていけるように、普段からいろいろな問題に取り組んでおきましょう。
大問5の作文に時間を使えるように、素早く解く練習も必要です。
- 《理科の出題内容と問題傾向》
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物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題されていますが、中でも物理と化学の分野からは毎年必ず複数出題されています。
これに、小問集合問題が1つ入り、計5題の構成です。
物理分野と化学分野からの出題が多く、暗記力よりも思考力が試される問題をいかに正しく解答できるかが勝負です。
ただ、生物・地学分野からの出題もあり、もともと問題数が多い為、難問はなく、基礎問題が中心となっているので、日頃から知識を積み重ねていきましょう。
- 《社会の出題内容と問題傾向》
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地理・歴史・公民の3分野、満遍なく出題され、配点もバランスよく振り分けられています。
資料を読み取り、文章で記述する問題が多く出るので、ここで差が付きそうです。
地図やグラフ、資料からの読み取り、歴史は年表を用いた問題と史料を使った問題、公民は図から読み取れることを、バランスよく学習をしておく必要があります。
- 《岐阜県教育委員会》
- もっと詳しい岐阜県の公立高校受験、入試制度の情報は岐阜県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/
- 《岐阜県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 岐阜県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
岐阜県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/gifu/hensachi.html)
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