家庭教師会社の違い

家庭教師会社の違い

インターネットで「家庭教師」と検索をすると、たくさんの会社が出てきます。
おおまかに家庭教師を分類とすると３つのタイプに分かれます。
こちらのページではたくさんある家庭教師会社のタイプを３つに分けて解説します。

プロの家庭教師

結論からお伝えしますと、中学受験される方は経験豊富なプロの家庭教師がおすすめです。
正確に言えば中学受験の指導経験のあるプロの家庭教師ではないと、高校受験と異なる中学受験の対応はできない場合がほとんどです。

ただ、料金は最低でも1時間5000円～10000円程度がプロ家庭教師の相場ですので、月の料金は高額になります。
なんとなく学生よりプロの方がよさそうだ・・・と言うだけで授業の補習などが目的の方が利用されるとかなり割高になります。

また、プロの家庭教師を申し込まれる場合は、「正規雇用されている講師か？」などの確認も必要です。
プロ講師と言う言葉の定義自体が会社によっては異なるので、「アルバイト雇用だが大学生ではない講師は全てプロ」としている会社もあります。指導経験はないが、学生ではないだけでプロ講師として紹介され、トラブルになる例もあるので、どういう講師が担当するのか？をプロの場合は確認が必要です。

オンラインの家庭教師

結論からお伝えしますと、勉強ができる生徒はオンライン指導でも成果を出せます。
同じ講師が対面で指導する場合とオンラインで指導する場合であれば、対面指導の方が指導の効率は上がります。
同じ空間にいることでちょっとした生徒の変化から理解しているかどうかを把握したり、学習机の周りの整理整頓など勉強を教える以外でも対面でしかできないことがあります。

ただ、自分からわからないところを聞ける。自分のわからないところがわかっている。予習復習なども計画たてることができる生徒はオンライン指導でも対面指導と同等の成果をあげることができます。

またオンライン指導だと全国から先生を選ぶことができることも利点の１つです。
大学受験で志望校が住んでいる地域と違う場合は、同じ大学の先生に指導してもらうことも可能なこともオンラインならではの強みです。

意外な点として、マンションなど集合住宅お住まいの方はオンライン指導が円滑に進まない場合があります。
マンションなどの場合は、１つの回線を他の部屋の方と分けてネットにつなぐので、家庭教師の指導の時間帯にネット回線が込み合いことで、双方の通信が途切れるケースがあります。
一軒家場合はそういったことはあまり起こりません。

その他の家庭教師

大学生講師や副業として家庭教師をしている20代～60代の雇用形態がアルバイトの講師の会社です。
男女の性別や講師の雰囲気、年齢など幅広く選べることがメリットです。

過去の習い事や学校の先生などで、人によってやる気がでなかったなどの経験がある方は、こういった家庭教師会社から先生のタイプの希望を出して選ばれたほうがうまくいくことが多いです。

小学生、中学生の生徒は年齢の近い大学生の講師の方が、やる気になり円滑に進むことが多いようです。

また、大学受験を希望される高校生も大学一年生の講師に教えてもらう方が効率的に進みます。
大学受験の場合はベテランを希望されることが多いですが、大学受験を終えたばかりの１年生に教えてもらう方が効率的です。
大学受験は学部単位で受験問題も作られるので、受験を終えたばかりの１年生こそもっとも最新の対策が可能です。

ただ、中学受験などは対応できないことが多いので、こういった家庭教師はお勧めできません。

4.まとめ：家庭教師選びは目的とお子さんの状況次第

家庭教師選びは目的とお子さんの状況次第で、良い会社もあれば、会わない会社もあります。
中学受験の場合は指導経験のあるプロ講師を中心に探す。
大学受験の場合は指導大学・学部出身の家庭教師に教えてもらう。指導大学が自宅近くにない場合は、オンラインで探す。
それ以外は一般的な学生を中心とした家庭教師から選ぶ。
など、まずは目的とお子さんの性格や状況からおおまかな方針を決めましょう。

➡デスクスタイルと他社の違いは？