三重県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
三重県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
三重県 高校入試情報(令和7年度/2025年度)
三重県の公立高校入試は、2月に前期選抜(スポーツ特別枠選抜も含む)、3月に後期選抜の受験が行われます。
三重県の内申書の評定は、中1から中3までの9教科の成績が5段階で記入されます。
前期選抜では、大方の高校で内申書の内容を点数化し、その方法は高校・学科・コースによって異なります。
後期選抜において、内申書の中3の評定が合否判定の1つとなりますが、調査書には中学1年生、中学2年生の評定の記載はされています。
三重県の高校入試制度は、調査書の上位者であることが合否に大きく影響する制度となっていますので、中学1年生のスタートから、しっかりと内申書対策をしておく必要があります。
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『前期選抜』
- 《入試日程》
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令和7年2月3日(月)、2月4日(火)
- 《合格発表》
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令和7年3月17日(月)
※合格内定通知日 令和7年2月13日(木)
- 《受験実施校》
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○普通科・・・入学定員の30%を上限
(ただし、1学年学級以下の高校の普通科は、入学定員の50%を上限)
○普通科の専門コース・・・入学定員の50%を上限
○専門学科・・・入学定員の50%を上限
○総合学科・・・入学定員の50%を上限
※以下の高校は前期選抜で募集枠100%とし、原則後期選抜は行わない。
桑名高校(衛生看護科)
四日市四郷高校(普通科・スポーツ科学コース)
飯野高校(応用デザイン科)
白子高校(普通科・文化教養※吹奏楽コース)
松阪工業高校(繊維デザイン科)
相可高校(食物調理科)
昴学園高校(総合学科)
★各高等学校の前期選抜実施校及び募集枠の詳細はこちら
三重県教育委員会公式ホームページ_入学者選抜に関する各高等学校別実施要項等
- 《検査内容》
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・面接または自己表現
・作文または小論文
・実技検査
・学力検査または総合問題
の中から、各高校が自校の特色に合わせて指定して検査。
- 《内申点の算出方法》
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1年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計135点を高校、学科・コースにより傾斜配点あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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自己推薦書と内申書、高校が実施する検査を総合した成績
『後期選抜』
- 《入試日程》
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令和7年3月10日(月)
- 《合格発表》
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令和7年3月17日(月)
- 《受験実施校》
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すべての高校
- 《学力検査》
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英語 50点(45分・リスニングテストあり)
数学 50点(45分)
国語 50点(45分)
理科 50点(45分)
社会 50点(45分)
合計250点満点
※下記高校で傾斜配点あり
四日市南高校(数理科学コース):数学を100点
飯野高校(英語コミュニケーション科):英語を100点
宇治山田商業高校(国際科):英語を100点
- 《その他の検査》
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面接、自己表現、作文、小論文、実技検査を実施する高校がある。
- 《内申点の算出方法》
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1年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階 ※調査書記載のみ
2年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階 ※調査書記載のみ
3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(45点満点)+学力検査点(250点満点)を総合点とし下記3段階で合否を判定。
【第1段階】
内申書により選考された者のうち、学力検査と実技検査の得点合計が高い順に募集定員の約80%
【第2段階】
残りの募集定員の2分の1に相当する人数を、第1段階で内申書により選考された者のうち、学力検査と実技検査の得点合計が高い順に選考。
【第3段階】
各高校が示す「特に重視する選抜資料等」を踏まえて総合的に判断
【三重県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2024年度:三重県立高校入試の平均点》
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50点満点
国語:37.4点 数学:26.3点 社会:32.4点 英語:26.5点 理科:32.2点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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リスニング、長文読解(約200語程度の対話文読解など)、英作文、長文読解(約700語程度の物語文読解)の大問4題から構成されています。
リスニングの配点が高めになっています。
問題も多く、長文読解の分の長さも非常に長いので、スピード勝負となります。
リスニング問題に使われる時間も長い為、丁寧に解きつつも、どんどん問題を進めていく訓練が必要です。
習った英単語や文法、表現の仕方など、大切な要点を押さえ直しておくと良いでしょう。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1では基礎的な問題が集まった小問集合問題で、それ以降の大問2~7はデータ活用や方程式の文章問題、関数や図形問題となります。
大問1の小問集合問題の配点比重が非常に高くなっています。
したがって、いかに基本的な問題をケアレスミスなく、確実に点数に繋げることが出来るかが重要です。
その為にも、全分野を満遍なく学習し直し、基礎学力をしっかり付けていくことが大切です。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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例年通り、漢字、小説、説明的文章、古文・漢文、作文の順に、大問5題が出題されます。
小説と説明的文章の読解と、最後の作文に時間が取られてしまうので、漢字や古文・漢文は素早く解くことが重要です。
作文については約200字程度ではありますが、与えられたテーマに沿って自分の考えをまとめる力が試されるので、日頃から練習を積み重ねておきましょう。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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大問が1~8まであり、問題数が多いです。
全分野からバランスよく出題され、配点も同じように割り振られています。
全学年、全分野から満遍なく出題されるので、苦手分野をそのままにしておいてはいけません。
苦手克服をテーマに、物理・化学・生物・地学と、バランスよく学習しておく必要があります。
グラフや図を描く問題や、実験から考察する問題が多く出題される傾向があるので、自分で実験や観察を説明できるようにしておきましょう。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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大問1・2が地理、大問3・4が歴史、最後の大問5が公民という出題内容です。
地理・歴史・公民、全ての分野から主題されますが、共通することとして、複数の資料を読みとり、文章で記述する問題が出る傾向があります。
ただ、難しい問題というよりは基本問題がメインとなっているので、普段から教科書や資料集に載っている図や写真等に意識して、学習を進めておくと良いでしょう。
- 《三重県教育委員会》
- もっと詳しい三重県の公立高校受験、入試制度の情報は三重県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.mie.lg.jp/KYOIKU/HP/
- 《三重県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 三重県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
三重県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/mie/hensachi.html)
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三重県内の対応エリアの詳細は、下記リンクより進んでください。
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《中勢地区》
《北勢地区》
《南勢地区》
《伊賀地区》
《東紀州地区》