りく先生
中学3年生の2学期の期末テストは、内申点に加算される最後のテストになります。
この期末テストの主要5科目(英数国理社)のテスト範囲は、2学期の中間テスト範囲の続きからだけでなく、これまでに習った中学1年生、中学2年生、中学3年生の既習範囲すべてとなることがあります。
特に、前後の関連の強い英語と数学はその傾向にあります。
新しく習った範囲からテスト問題が出る割合が大きいものの、広い範囲の勉強をしていないとなかなか点数が取れにくいテストでもあります。
これまでにしっかりと復習できているお子さんは問題ないかもしれませんが、あまり準備できていないお子さんにはテスト範囲が広く、どこから手を付けて良いのか迷ってしまいテスト対策が間に合わなくなってしまいます。
ここでは、中学3年生の2学期の期末テスト対策をどうやっていけばいいの?という疑問についてアドバイスをしていきたいと思います。
まずは2学期中間テスト後からのテスト範囲を確認し、どの範囲の勉強をしたらよいのか把握してから対策していきましょう。
現在分詞,過去分詞
名詞を修飾する文
関係代名詞
後置修飾
SVOO(what 節)
仮定法
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
現在分詞は動詞の~ing形(~している)、過去分詞は動詞の~ed形(~されている)となります。
仮定法は、 If + 主語 + 過去形~もしくはIf +主語 + (would, could)+動詞の原形が基本の形になります。
名詞を修飾する文、関係代名詞、後置修飾など、区別がつきにくいものが多いですが、中学校で習う内容ではそこまでパターンが多いわけではありません。
ワークをしっかりと実践することで、いろいろな文章に慣れておくことが重要です。
時間があれば、テスト範囲以外の箇所の復習も進めておきましょう。
いろいろな関数の利用
相似な図形
平行線と比
相似な図形の面積と体積
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
いろいろな関数の利用は、関数 y=ax2についての応用問題です。
x( y )の変域に対してのy( x )の変域はよく問われますので、しっかりと得点できるようにしておきましょう。
また、y=ax2のグラフ上を動く点について座標を求める問題や、グラフ上の3点を結ぶ三角形の面積を求める問題などがよく出題されます。
相似の範囲は、入試に必ずと言ってもよいほど出ます。
中学1年生や中学2年生で習った平面図形や立体図形、合同の知識も必要になりますので、まとめて復習しておくのがよいでしょう。
期末テストの対策が入試対策に直結しますので、今のうちにしっかりと勉強しておきましょう。
古典
小説
漢字
論説文
詩
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
古典の古文・漢文は、どちらかはほぼ入試に出ます。
苦手意識のあるお子さんが多い単元ですが、中学レベルで問われるところはだいたい決まっています。
現代仮名遣いや書き下し文について理解をし、テスト問題にある注釈や選択肢にある文章を参考にして、内容を推理できるようにしておきましょう。
小説や論説文などは、誰が、何を話しているのか、何を伝えようとしているのかを下線部周辺から探し出すテクニックを磨くことが大事です。
漢字は、国語だけでなくほかの教科でも書けないと減点対象になってしまいます。
書き順も大事ですが、しっかりと間違えずに書けるように練習し覚えておきましょう。
物体の運動
力のはたらき方
エネルギーと仕事
地球の運動と天体の動き
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
物体の運動については、記録タイマーの基本的な使い方を理解しておくことが重要です。
実験をやったことがある場合は、その内容をしっかり見直しておきましょう。
力のはたらき方については、力のつり合いと合成・分解、運動の規則性から問題が出ます。
力の合成の作図は必出ですので、定規を使って正確に作図できるように練習しておきましょう。
エネルギーと仕事では、力学的エネルギーは運動エネルギーと位置エネルギーの和ということをまず理解しておく必要があります。
仕事の大きさ、仕事率の違いと計算方法をしっかりと覚え、計算問題だけでも解けるようにしましょう。
地球の運動と天体の動きでは、太陽や星などの天体の1日・1年の動きや地球の自転・公転について問われます。
頭だけでイメージするのが難しい場合は、自分で簡単な模型を作って実際に動かしてみるのもひとつの方法です。
模型を作る時間がない場合は、インターネット上の関連動画を見てみるのも良いと思います。
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治と社会
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
個人と社会集団についてや日本国憲法についてなど、覚えることが多いです。
なんとなく覚えようとしても頭に入りませんので、順序立てて理解していくようにしましょう。
日本国憲法では、大日本帝国憲法との違いや制定の経緯、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重の三つの基本原理は押さえておきたいところです。
天皇の地位や憲法第九条、自衛隊、日米安全保障条約、非核三原則、新しい人権については、時事的な側面もありますのでそれに絡めた出題が多いでしょう。
現代の民主政治と社会の単元では、知っておきたい選挙の種類や政党政治、世論とマスメディアについて勉強しておく必要があります。
身近な事柄が多い単元ですので、受験のためでもありますが今後のためにも覚えておくとよいでしょう。
定期テストの場合は、学校の教科書やワークから同じ問題が出ることもありますし、学校の先生が『ココ出るぞ!』と予告してくれる場合もあります。
普段の学校の授業をしっかりと聞き、ノートに板書を写しておくことも、テスト勉強の準備のうちのひとつです。
テスト前に慌てることがないように、しっかりと授業に臨むようにしましょう。
教科書・ワークのすべての問題が解けるようになるとテストで高得点を狙えますが、テストに出やすい問題に絞ってうまく勉強すると、あまり勉強したくない・勉強が苦手といったお子さんにもチャンスが見えてきます。
デスクスタイルでは、お子さんの学校の教科書に対応した専用のテキストを用意しています。
学校の授業の予習・復習やテスト対策用のテキストを使って、お子さんに合った家庭教師の先生が効率よく勉強できるように導いてくれます。
今なら無料の体験授業を受けることができますので、お子さんにやる気になってほしい、勉強の楽しさをわからせてあげたいとお考えの保護者さま、ぜひ一度ご検討ください。
よく読まれているページ
各地域のページには、
お子さん無料体験の感想・口コミ・評判
地元の家庭教師からの応援メッセージ
を公開していますので、ぜひご覧下さい。
りく先生
家庭教師のデスクスタイル > 勉強についてのお悩み・疑問を家庭教師が全て解決 > 中学3年生 > 1日たったの15分!中学3年生の2学期の期末テスト対策!