鹿児島県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
鹿児島県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
鹿児島県 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
コロナウイルス感染防止対策での学校休校に伴う学力検査の範囲削減等、鹿児島県では例年からの変更は2022年11月1日時点の発表では予定されておりません。
今後の学習進度の状況を見て変更の可能性もあります。
鹿児島県の公立高校入試は、推薦入学者選抜(2月)、一般入学者選抜(3月)と受験が行われますが、推薦入学者選抜は、中学校長の推薦書が必要ですので、事実上、受験機会は、一般入学者選抜の1回勝負となります。
鹿児島県の内申点の対象学年は中学3年生の評定がつき、また実技4教科が大きく重視されますので、実技4教科の授業もしっかりと受けておきましょう。
また鹿児島県の入試制度では、面接が実施される場合や、教科による傾斜配点など、高校・学科により様々なので、しっかりと入試制度を調べましょう。
『推薦入学』
- 《入試日程》
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令和5年2月3日(金)
- 《合格発表》
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令和5年3月15日(水)に合格者内定
- 《受験実施校》
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募集するすべての高等学校
- 《学力検査》
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なし
- 《その他の検査》
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面接,作文等
専門系の学科ではスポーツ・芸術などの実技も含まれます。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階×2=50点
3年生の実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×5段階×20=400点
合計450点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申書、面接、その他実施検査をもとに総合的に評価し合否を判定。
「定員に対する比率」
普通科で募集定員の10%以内
専門系の学科では募集定員の30%以内
『一般入学』
- 《入試日程》
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令和5年3月2日(木):(国語・理科・英語)
令和5年3月3日(金):(社会、数学)
- 《合格発表》
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令和5年3月15日(水)
- 《受験実施校》
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すべての高校
- 《学力検査》
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5科目各90点満点の合計450点満点
- 《その他の検査》
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一部の高校で受験者に面接を実施
- 《内申点の算出方法》
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3年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階×2=50点
3年生の実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×5段階×20=400点
合計450点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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5科目各90点満点の合計450点満点
面接の結果を総合的に判断。
【鹿児島県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:鹿児島県立高校入試の平均点》
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国語:50.5点
社会:51.3点
数学:47.4点
理科:47.6点
英語:52.2点(各90点満点)
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《英語の出題内容》
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大問1のリスニングでは絵の状況を適切に表した文を選択する問題、対話文の最後のセリフを書く問題が出ています。
筆記の大問では当てはまる文を選択肢から選んだり、3、4語の短めの英作文と20字程度の英作文を書く問題など基礎を使って解く問題が出題されます。
長文読解では30字程度の記述や内容理解について問われます。
リスニングでも長文読解でも英語で作文させる問題が出題される傾向があります。
内容を理解し知っている語句やイディオムを使って表現する練習をすると良いでしょう。
また作文でも読解でも前後の文脈を意識して読み進める意識を持つと良いです。
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《数学の出題内容》
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計算問題や平方根、二次関数や方程式などからなる小問集合が大問1、2で出題され、その配点が5割を占めています。
大問3ではデータの整理、大問4では関数や整数の証明問題、大問5では図形に関する問題が出題されました。
広い範囲から出題され、最初の小問集合の大問2つが全体の配点の5割を占めます。
難易度は高くありませんが計算過程を記述する問題や作図など数学の基礎がしっかり身についているかを見る問題が多いです。
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《国語の出題内容》
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大問1では漢字の読み書きや知識を問う問題が出題されました。
他の大問では評論、小説、古典、作文がそれぞれ出題され65字以内の記述など長めの記述問題が多く出題され、120~160字の作文も出題されました。
評論と小説の大問では65字の記述問題が出題され、文章の内容を踏まえて傍線部の内容に沿った記述が求められます。
どちらも難易度は高めで日頃から長文記述に慣れておく必要があります。
作文では資料をよく見て自分の意見をまとめられるかを問われるので、情報を整理して書く練習をしましょう。
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《理科の出題内容》
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大問1は、小問集合で理科の基本的な考え方や知識を問う問題が出題されました。
大問2以降は生物、物理、化学、地学とそれぞれの分野で2単元ずつ出題されています。
教科書に出てくるような典型的な作図や記述問題が出題されます。
各分野で出題されていますので、教科書の範囲を幅広く理解しておくことが求められます。
苦手分野をなくすために問題演習を繰り返すと良いでしょう。
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《社会の出題内容》
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大問3つでそれぞれ地理、歴史、公民が出題されました。
世界地理や日本地理、資料を読み取って記述する問題や年代の並べ替えなど幅広い内容が出題されています。
各大問で3~5問記述問題が出題されており時間配分に注意が必要です。
地理では世界地理と日本地理が出題され、雨温図などの資料を使った出題が多く見られます。
歴史は年代の並べ替えやその年代の特徴、公民では経済や政治など、どの分野でも広範囲からの出題が見られます。
理解が足りない分野を埋めていくことが必要です。
- 《鹿児島県教育委員会》
- もっと詳しい鹿児島県の公立高校受験、入試制度の情報は鹿児島県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.kagoshima.jp/kyoiku/
- 《鹿児島県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 鹿児島県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
鹿児島県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/kagoshima/hensachi.html)
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