過去問を使う目的はわかっても、活用の仕方がわからず、
「ただやるだけ」では意味がありません。
限られた時間を無駄にしない為にも、過去問の3つの活用方法を知っておきましょう。
①時間を計る
高校入試本番は、時間が限られています。
出来れば1問1問丁寧に、じっくり考えていきたいところですが、ゆっくりと問題を解くことで、例えば「最後の問題まで解けなかった」となっては非常にもったいないです。
悔いなく本番を終える為にも、時間との勝負でもあるので、普段から問題を解くペースをつかんでおく必要があります。
したがって、過去問に取り組む際は時間を計って、本番と同じ試験時間内に解く練習をしておきましょう。
可能であれば、過去問を解く際、開始時間や、教科と教科の間の休憩時間も含め、本番当日を全く同じ条件で取り組むこともやってみてほしいです。
最近は、TVや漫画、ゲーム、スマホなどの娯楽も増えたことにより、どうしても寝るのが遅くなってしまう
『夜型』の生徒が多くなっています。
こういった生徒は、必然と朝が苦手になってしまいますが、高校入試は朝から開始されます。
その為、本番で実力が発揮できずに悔しい思いをする生徒も少なくないので、普段から生活リズムを整えることはもちろん、過去問も本番さながらのシチュエーションで取り組むこともオススメします。
②間違えた問題は必ずやり直して、繰り返し解く
やり直すことは普段から行っていることだと思いますので、当たり前の話ではありますが、“やり直し方”にも気を付けていきましょう。
たまに、「間違えた答えを書き直して終わり」となってしまっている生徒がいますが、これでは意味がありません。
やり直しとは、『自分で解けるようにする』ことなので、なぜ間違えたのか?を把握し、どうしたら解けるのか?が理解できて、自分で解けるようになって、初めて「やり直しが出来た」ということなので気を付けましょう。
また、高校入試は基礎学力が定着出来ているかどうかを見られているので、間違えた問題は、その問題を解く為の基礎学力が足りていないということなので、今一度基本に立ち戻って勉強をしていきましょう。
なお、「1度解いて、やり直して終わり」にしてしまうと、やはり忘れてしまいがちなので、1週間後や1ヵ月後など、時間を空けて何度も繰り返し解くようにすると、理解の定着にも繋がります。
③捨て問題を見極める
「捨て問題」というのは、『得点出来るかわからない問題は捨てる』という意味です。
言葉だけ見ると非常に良くない表現に見えますが、高校入試で一番大事なことは、
【得点すべき問題を確実に点数に繋げる】ことです。
まず、高校入試で100点を取るのは、非常に困難です。
そして、合格している生徒に共通していることは、
『確実に解ける問題を、確実に解いて点数に繋げている』ことです。
各志望校には、“合格ライン”がそれぞれあります。
つまり、合格に必要な得点がだいたい決まっているということです。
したがって、必ずしも全ての問題を解く必要がない為、高校入試では、「得点すべき問題」と「得点出来るかわからない問題」を見極め、
【得点すべき問題を確実に取っていく】ことが必要です。
その為にも、出来る問題から解く練習をし、
「得点できるかわからない問題に時間をかけるより、確実に取れる問題に時間をかける」といったメリハリをつけて、過去問に取り掛かりましょう。
過去問は分厚く量も多いので、「やりたくないなぁ・・・」と思いがちですが、志望校合格に向けて、
【実践問題に慣れておく為】
【出題傾向を掴む為】
という2つの目的をしっかりと認識し、
①時間を計る
②間違えた問題は必ずやり直して、繰り返し解く
③捨て問題を見極める
という3つの活用方法を取り入れて、過去問を有効的に活用していきましょう!
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