親子の学習意識調査2020年8月25日
94%の保護者が休校明けの学校の授業・学習に対して不安と回答。
【アンケート調査概要】
●調査時期:2020年6月〜2020年8月
●調査方法:家庭教師のデスクスタイルにお問い合わせいただいた保護者および無料体験を受けていただいたご家庭
●調査対象:中学年の保護者
●有効回答:100名
Q1学校休校期間中の1日のお子さんの勉強時間
コロナウイルス感染対策に伴う休校期間中における家庭での平均勉強時間としては、「ほとんどしていない」が39%と最も多く、「1時間程度」が36%、「2時間以上」は20%の結果となりました。
Q2今後の学校の授業・学習に対する不安は?
休校措置の影響による今後の学校の授業・学習に対して「とても心配」46%、「心配している」48%、「特に心配はない」6%と、94%の中学生の保護者が今後の学校・学習に対して心配している結果となりました。
Q3オンライン授業に対する興味
学校におけるオンライン授業の環境整備がすすむ中、オンライン授業に関しての保護者の興味は、「興味がある」52%と約半数を占めたものの、「興味がない」が32%と多く、「既に使用したことがある」という回答が16%と意外と少ない結果となりました。
Q4オンライン授業のイメージ及び興味がない理由(複数回答)
オンライン授業を利用されたことがない、興味がない方に、オンライン授業のイメージや興味がない理由を回答していただいたところ、「仕組みがわからない」が32件と最も多く33%占めました。
次いで「大変そうなイメージがある」が26件、「できる環境がない」が20件と多くの回答がありました。
その他いただいた回答としては、「オンライン授業を選択する機会がなかった」「子供に向いていない」「オンライン授業よりも対面がよい」「成果があるのか心配」「子供が嫌がる」「兄弟で指導して欲しい」の回答がありました。
学校の休校期間中の授業環境でも問題になりましたが、オンライン授業の環境がないご家庭が2割程度ある実態が表面化したとともに、オンライン授業に対するイメージが中学生を持つ保護者の間では、まだまだ不透明な状況であることがわかりました。
学校の休校措置の影響により、今年は夏休みが短縮されました。
夏休み明けの新学期の授業の進行も早くなることから、家庭での勉強習慣や、オンライン環境等含めた学習環境が大切になってきます。
学習する基礎がしっかりつかめないまま学校の授業を受ける状況が続くと、翌学年度の授業の理解度に大きな影響が出ます。
できるだけ早い時期に、家庭での自宅学習の習慣をつけて学校の授業を理解する勉強のやり方を身につけていくことが、コロナ禍での学習環境において重要になってくるものと思われます。
コロナ禍における生徒・ご家庭の声を家庭教師デスクスタイルのホームページにて公開しております。
Withコロナ時代の学習、受験に対するご参考にしていただければと思います。