親子の学習意識調査2020年7月15日
約半数は子供の勉強が心配になり始めた時期を「中学1年」と回答
〜「親子の学習意識」のアンケート結果を公表〜
【アンケート調査概要】
●調査時期:2019年11月〜2020年3月
●調査方法:家庭教師のデスクスタイル無料体験授業を受けていただいたご家庭での記入形式
●調査対象: 小学1年〜中学3年のお子様とその保護者
●有効回答数:保護者333名、お子様343名
Q1勉強が心配になり始めた時期はいつからですか?
中学1年生で、勉強が心配になり始めたとの回答が、保護者49%、お子様50%と共に最も多く、約半数を占める結果となりました。
次に多いのが、保護者では小学5年生の13%、お子様では中学2年生の15%となりました。
Q2心配になり始めて何か対策を始めたか?
勉強が心配になり始めて、塾や家庭教師などの対策をしたかどうかに対する回答は、保護者では「すぐに始めた」が34%と最も多いものの、お子様では、「親に相談しなかった」が41%と最も多い回答となりました。
また「まだ何もしていない」という回答が、保護者31%、お子様33%とともに2番目に多く、約3割のご家庭が、勉強が心配になっても何も始めていないという結果となりました。
Q3対策までに時間がかかった理由は?(複数回答)
勉強が心配になり始めて、すぐに対策を始めなかった方のみに、対策までに時間がかかった理由を調査しました。
「まだいいと思った」が保護者58名、お子様124名と共に最も多く、お子様の回答では約半数の44%を占める回答となりました。
保護者では、「何をすればいいかがわからなかった」54名、「子供が嫌がった」52名と、最も多い「まだいいと思った」とほぼ変わらない回答数となりました。
お子様では、「言いづらかった」57名、「部活などで忙しかった」54名となりました。
保護者、お子様共に半数以上が、何か始めなければと思いながらも、なかなか行動に移せないということが読み取れます。
選択項目以外の「その他」を選んだ方で具体的に記述いただいた内容を下記にまとめました。
《保護者の意見》
子供のやる気もう少し様子みようと思った 6名
今通わしている塾のまま様子を見た 4名
経済的な理由 4名
いまは部活等を頑張って欲しいと思った 4名
《お子様の意見》
自分で頑張ろうと思った 4名
今の塾のままでいいと思った 2名
家計を心配して 2名
Q4最初に苦手と感じた教科は?(複数回答)
《保護者から見た回答結果》
英語 139件(21%)
算数・数学 221件(34%)
国語 139件(21%)
理科 82件(12%)
社会 76件(12%)
《お子様の回答結果》
英語 167件(23%)
算数・数学 231件(32%)
国語 101件(14%)
理科 116件(16%)
社会 102件(14%)
保護者、お子様共に、算数・数学が最初に苦手教科と感じたという回答が約3割と最も多い結果となりました。
教科別ではなく、記述回答いただいた学習単元での苦手と感じ始めた学習内容では、「漢字」が70人と最も多く、次に「英単語」が56人と、暗記が苦手な傾向が読み取れました。
基礎学力の定着に力を入れている家庭教師デスクスタイルでは、このアンケート結果をふまえ、小学校・中学校が休校となり学校の授業が行われていない状態の時こそ、家庭学習で漢字、英単語といった基礎学力を掴み直しておくことが学校再開後の授業の理解度につながるものと思い、漢字チェック帳、英単語チェック帳の無償配布を決定いたしました。
コロナウイルス感染予防による学校休講措置等により、夏休みなどの長期休暇の短縮など学校の授業の進行が早くなることから、学校の授業に学習する基礎がしっかりつかめないままの状況が続くと、翌学年度の授業の理解度に大きな影響が出ます。
できるだけ早い時期に、家庭での自宅学習の習慣をつけて学校の授業を理解する勉強のやり方を身につけていくことが、コロナ禍での学習環境において重要になってくるものと思われます。
家庭教師デスクスタイルでは、家での勉強のやり方、学校の授業の予習復習のやり方など、無料体験授業を受け付けております。
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