テストで平均点以下があっても大丈夫！次回のテストで大逆転する勉強法！

テストの点数が平均点以下だった...

テスト結果が返ってくる時期になると「塾に行かせているのに、平均点が取れなかった」などの相談をよく受けます。
確かに平均点取れないと５段階の通知表で２がつく可能性も出てくるので内申点にも響きますし、中３まで平均が取れないと高校受験の選択肢もグッと狭まります。

なので今回は「期末テストで平均点がなかった」そんなお子さんのための勉強法を紹介します。

平均点がないお子さんの勉強方法

結論から伝えると、平均点が取れていないお子さんの場合は基礎の内容が抜けている可能性があります。
あわせて、勉強に対しても自信・ヤル気をなくしている場合もあります。

まず平均点が取れていないお子さんの場合は「基礎・復習中心の学習」と「自信・ヤル気を取り戻す学習」の２つがとても大切になります。

基礎・復習中心の学習

全ての科目に共通することは中間・期末テストの結果を踏まえて上で、お子さんの苦手なところを的確に復習することが最も効率が良い学習方法です。
その中でも平均店が取れていない子に共通しやすい学習内容を科目別に解説します。

英語

平均点が取れない場合は、英単語の暗記ができていないケースが多いです。
文法や和文英訳などの難易度が高いところよりも、まずは英単語の暗記から行います。
では、具体的にどこの英単語を覚えるか？
次の中間・期末テストの範囲の単語をしっかりと覚えなおします。
学校の定期テストは、テスト範囲が決まっており出題される単語も決まっています。今回のテストで点数が取れなかったからと言って、今回のテスト直しをするよりも次のテストで点数が取れるように次のテストの範囲の単語の暗記を行います。

まず次のテストで点数をアップさせることで、勉強への自信ややる気を取り戻します。
英語は今回のテスト直しより次回のテスト範囲の予習を行う方が効率的です。

数学

平均点以下の場合は、計算問題、角度問題、図形の製図やグラフの書くことなど基礎ができていないケースが多いです。
文章題や証明問題などよりもまず計算などの単元をしっかりと復習したほうが良いです。
数学は単元のつながりが強いので、今回のテスト範囲の発展が次のテストにつながります。
よって、数学は今回の中間・期末テストの結果を踏まえて、テスト直しから進めることが効率的です。

国語

定期テスト対策だけに絞れば、国語はとても学習しやすく点数が取りやすいか科目です。テストで出題される論説文、随筆も単元が変わるので、次のテストに向けて学習することですぐに挽回が可能です。
今回のテスト直しよりも、次回のテストに向けて普段から予習復習を行って、次のテスト対策を行うことが効率的です。学校の教科書中心の学習を進めましょう。

社会＆理科

社会と理科は単元においてのつながりがない場合もあるので、一回のテストで点数が悪くても、国語動揺にすぐに取り返しが可能です。
次のテストで平均点以上取るためには、今回のテスト直しよりも国語と同様に次のテスト範囲に向けて、予習復習を行うことで挽回が可能です。

まとめ

定期テストだけに限って言えば、数学はつながりが強いのでテスト直しの復習から始めるのが効率的です。
英国理社は次の単元に向けて予習・復習から始めることで十分対策がとれます。
※ただ、高校入試は３年間の内容が全て出題されるので、入試対策としては全科目テスト直しをするのは望ましいです。

自信・ヤル気を取り戻す学習

テストの点数がわるいと、自信を失い、どうせやっても意味がないとやる気もなくしているしまうことが多くみられます。
まず、自分もやればできる。勉強はわかったら面白いと勉強への意欲を取り戻すことが大切です。
以下の対応をまわりが行ってあげることで、徐々に意欲を取り戻していきます。

小さな成功体験（わかった！）を積み重ねる

小さい成功体験（わかった）を積み重ねてあげます。
難しい問題など出さずに、宿題ができて褒める。
基礎的な内容を繰り返し勉強して褒める。など繰り返します。
今回のテストの結果で攻めたりせずに、次の勉強に向けて気持ちを切り替えさせてあげます。

人と比較しない、させない

他人と比べることで競争心に火がついて、勉強をがんばる生徒もいますので、やる気がなくなると厳しい塾に入れることを検討される方もいます。
ある程度勉強に対して自信がある子、過去に勉強の成功体験があるお子さんであれば、このやり方も有効です。
ただ、大半の場合は他人と比べることで、より自信を無くしてしまうことの方が多いです。
まず他の人などと比べずに、お子さん自身の中でやれること、できることを増やしてあげることで自信、やる気を徐々に作っていきます。

自信・ヤル気を作るためにも次のテストで点数を上げることも大切です。
勉強のやり方や周りのサポートがしっかりすれば、早ければ3か月ほどで結果を出すことも可能です。

ここで紹介したやり方は家庭教師のデスクスタイルが平均点以下の生徒さんへの指導の一部になります。
お子さんは十人十色で1人1人違います。
うちの子の場合はどんなやり方がいいのかな？などあれば、ご相談だけでもお気軽にお問いあわせください。
一生懸命お力になります。