発達障害の指導法
近年、病院で発達障害と診断されたお子さまや、診断名はつかなくても特性の傾向が見られる「グレーゾーン」のお子さまについて、保護者様からご相談を受けることが増えています。
実際に文部科学省の最新の調査でも、「通常の学級に在籍しながらも発達障害の可能性があり、特別な教育的支援を必要とする児童生徒」の割合は約8.8%に上るという結果が出ており、1クラス(30~40名)に2〜3名ほどが何らかの学習や生活のしにくさを抱えている計算となります。
「発達障害」と一言で言ってもその特性や困りごとは一人ひとり全く異なり、それぞれの特性をしっかりと把握・理解した上で接していくことが何よりも重要です。
家庭教師デスクスタイルは【完全1対1】という特徴を強みに、お子さまの特性に合った学習内容、ペース、接し方が出来るため、多くの保護者様から安心して任せていただいております。
そもそも発達障害とは?
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達に偏りがあり、私生活や学習において困難が生じてしまう特性のことです。
外見からは分かりにくく、現れる症状や困難を感じる場面も人それぞれです。
そのため、何気ない言動の1つを取っても「自分勝手」「変わった子」「ワガママ」「困った子」と周囲から誤解を生んでしまう場合も多くあります。家庭教師デスクスタイルでは、あらゆるケースを想定し、それぞれの特性を「個性」として深く理解した上で、自己肯定感を下げない指導にあたっていくように心掛けています。
発達障害のタイプ
発達障害には大きく分けて3つのタイプがあります。
【自閉スペクトラム症】(ASD)
自閉症やアスペルガー症候群、広汎性発達障害などの総称です。
主に、コミュニケーションや対人関係の構築が苦手であったり、特定の行動や興味に強いこだわりを持っていたりするのが特徴です。
また、音や光などの感覚に対して過敏(または鈍麻)な反応を示す場合もあり、急な環境の変化や予定の変更に対応することが難しいケースもあります。
<家庭教師の指導対応例>
ASDの傾向がある生徒は、耳からの言葉だけでの説明が伝わりづらい(または想像しづらい)特徴があります。
したがって、言葉を使うにしても短い言葉で1つずつ伝えたり、図や絵を活用して視覚的に見せたりすると理解しやすくなるため、家庭教師の指導時は「見て分かる」ことを意識して進めていくようにしています。
また、見通しが立たないことに不安を覚えやすいため、家庭教師からの宿題も「何を、どういった手順で、いつやるか」を端的にわかりやすく紙に書いておくなど、安心して取り組める工夫をしています。
【注意欠如・多動症】(ADHD)
この特性には、主に以下の3つの症状があります。
1,不注意(集中力が続かない、忘れ物が多い)
2,多動性(じっとしていられない、落ち着きがない)
3,衝動性(思いつくとすぐに行動してしまう、順番が待てない)
「不注意の傾向が強い」「多動・衝動の傾向が強い」「混合している」など、症状の現れ方はお子さまによって異なります。
<家庭教師の指導対応例>
ADHDの傾向がある生徒は、目に入ったものに意識が向いてしまいやすく、長時間の集中が難しい傾向があるため、取り組む問題を小分けにして「短い時間で1つずつ完了させて達成感を味わう」ように促しています。
また、失くし物や忘れ物が多いのも特徴です。机の上にたくさんの物を置いてしまうと気が散ってしまうため、「勉強中は必要なテキスト以外は机に置かない」「片付ける場所を決めておく」など、環境を整えるルール決めがとても大切になります。
家庭教師の先生と一緒にルールを作り、宿題のスケジュールはパッと見てわかる表にして目のつく場所に貼っておくなど、スムーズに学習に入れる工夫をしています。
【限局性学習症/学習障害】(LD)
全般的な知的発達に遅れはないにもかかわらず、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった特定の能力の習得や発揮に極端な困難を示す特性です。
これらの困難は単独で見られる場合もあれば、複数が組み合わさって見られる場合もあり、強弱の度合いも生徒によって様々です。
<家庭教師の指導対応例>
LDの傾向がある生徒は、特定の分野にピンポイントで苦手さがあるため、家庭教師はその特性に合わせたアプローチの工夫をしています。
例えば、「読む」ことが困難な生徒には、最初から無理やり黙読させるのではなく、先生が読み上げて耳から聞いて覚えさせるところからスタートしています。
また、「計算する」ことが困難な生徒には、複雑な計算ドリルを大量に解かせることは避け、問題数を絞って1つの解き方に集中して取り組ませる工夫を行っています。
全体的に言えることとして、ご本人は「自分はできない」と強い苦手意識を持っていることが多いため、家庭教師の先生と"無理なく達成出来る小さな目標"を相談し、「できた!」という喜びを積み重ねることで自信を取り戻せるようにサポートしています。
お悩みの方は家庭教師デスクスタイルにご相談ください
発達障害は、病気や本人の怠慢ではなく、生まれつきの【特性】であり【個性】です。
それぞれの特性を正しく理解し、その子に合った無理のない勉強方法を見つけていくことが何よりも大切だと考えています。
家庭教師デスクスタイルは、これまで様々な特性を持つ生徒さんを指導してきた経験を活かし、どのような伝え方が伝わりやすいか、どのように接すれば本人の持ち味を活かせるかを常に考え、一人ひとりに寄り添った指導を目指しています。
発達障害の診断がある・ないにかかわらず、
「うちの子にはどんな特性があって、どんな勉強方法が合っているんだろうか・・?」
とお悩みの方は、ぜひ一度、家庭教師の無料体験学習でご相談ください。
専門のスタッフが、お子さまにぴったりの学習アドバイスをさせていただきます!


