山梨県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
山梨県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
山梨県 高校入試情報(令和7年度/2025年度)
山梨県の公立高校入試は、前期募集(2月)、後期募集(3月)と受験が行われます。
前期選抜は自己推薦制で中学校長の推薦は不要なので、各高校の入試制度を調べて志望校を選択しましょう。
山梨県の内申点の対象学年は中学1年生〜中学3年生の評定がつき、実技4教科の比重が高いので、1年から学校の定期テスト対策と、実技4教科の授業もしっかりと受けましょう。
一人一校のみ出願可能ですが、志願先の高校に2学科以上がある場合、同一高校内で第2希望まで学科の志望順位をつけることができます。
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『前期募集』
- 《入試日程》
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令和7年1月30日(木)、31日(金)
- 《合格発表》
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令和7年2月7日(金)
※内定通知
- 《受験実施校》
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全日制の課程を設置するすべての高等学校、学科において実施。
- 《学力検査》
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学力検査は行わない。
- 《その他の検査》
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必要に応じて作文・特技・個性表現のいずれか、または複数を実施する。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
2年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
3年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
特別活動30点
360点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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調査書、面接等の成績を総合判定し選抜する。
「定員に対する比率」
○普通科、理数科、文理科、英語理数科、探究科については募集定員の40%以内
○職業に関する学科・総合学科については募集定員の50%以内
『後期募集』
- 《入試日程》
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令和7年3月5日(木)、6日(木)
- 《合格発表》
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令和7年3月13日(木)
- 《受験実施校》
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全ての学校で実施。
- 《学力検査》
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英語 100点(45分・リスニングテストあり)
数学 100点(45分)
国語 100点(55分・課題作文あり※例年)
理科 100点(45分)
社会 100点(45分)
合計500点満点
※一部で傾斜配点を実施。
- 《その他の検査》
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なし
2025年度入試から全日制課程における後期募集及び定時制課程において、長期欠席者等を対象とした調査書を用いない特別選抜を実施。この選抜においては、学力調査の他に面接が行われる。
- 《内申点の算出方法》
-
1年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
2年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
3年生の5教科(英語・数学・国語・理科・社会)×5段階評定×2+4教科(音楽・保健体育・技術家庭・美術)×5段階評定×3
特別活動30点
360点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点360点満点+学力検査点500点満点
調査書の記録及び、学力検査の成績を総合判定し選抜する。
【山梨県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2024年度:山梨県立高校入試の平均点》
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英語・・・51.7点
数学・・・47.2点
国語・・・55.0点
理科・・・56.6点
社会・・・50.7点
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《英語の出題内容と傾向》
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大問1・・・リスニング
大問2・・・リスニング
大問3・・・リスニング
大問4・・・長文読解(対話文)
大問5・・・長文読解(スピーチ文)
大問1~3のリスニングの形式は以前とほぼ同様だったが大問2だけは若干の変更がありやや難化。
大問4はSPOGOMIという日本発祥のスポーツに関する対話文でした。ルールを読み取ったり、会話の流れを文脈から推察する力が必要とされます。
大問5は発明に関するスピーチ文。長文の内容を理解していないと解答が難しい問が多いので、要旨を的確に読み取る力が試されました。
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《数学の出題内容と傾向》
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大問1・・・計算
大問2・・・小問集合
大問3・・・1次関数、方程式
大問4・・・データの分析と活用
大問5・・・2次関数
大問6・・・空間図形、三平方の定理
大問1、2の小問では基礎的な内容の出題でした。
大問3と4は文章量が多めで点在する情報を活かして場面理解と情報整理に時間を要する問題でした。
大問5は定番の関数と平面図形の複合問題。日頃から問題演習をしていたかで明暗の分かれやすい問題です。
(2)は難易度が高いので場合によっては捨て問にする判断も必要です。
大問6は空間図形と三平方の定理の複合問題で、求める立体がどのような形かを想像できる空間把握能力が重要です。
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《国語の出題内容と傾向》
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大問1・・・漢字・書写
大問2・・・表現
大問3・・・ 説明文
大問4・・・古文
大問5・・・ 小説文
大問1は頻出漢字と敬語の書き換えの問題でした。
大問2は調べたことをスピーチで紹介する文章で、品種改良されたぶどうについてのものでした。
大問3は俳句と人工知能をテーマにした説明文の問題でした。
大問4は中国の故事からの出題でした。
大問5は駅伝に出場する生徒の心情を描写した読解問題でした。
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《理科の出題内容と傾向》
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大問1・・・生物(植物)
大問2・・・地学(天気)
大問3・・・化学(水溶液)
大問4・・・物理(音)
大問5・・・生物(反射)
大問6・・・地学(天体)
大問7・・・化学(電池)
大問8・・・物理(電流と磁界)
4分野から満遍なく出題されています。
生物は基本内容の知識の確認や資料を活用する問題でした。
地学は語句の選択問題や表の読み取りが出題されました。
化学は実験結果を元にした問題や電池に関するものでやや難易度が高めでした。
物理はデータやグラフの示す内容を理解したり、計算問題も出題されました。
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《社会の出題内容と傾向》
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大問1・・・地理(世界・日本)
大問2・・・歴史(古代~近現代)
大問3・・・公民(現代社会、政治、経済について)
大問4・・・万国博覧会をテーマにした総合問題
大問1は貿易額や輸出額上位の商品、インターネット使用率から国名を選ぶ問題もあり、国ごとの特徴をしっかり把握しておく必要があります。
大問2は基本的な知識を問う問題に加え、適切に資料を読み解く力が求められた。
大問3は政治や人権、経済について出題されたが、ロシアによるウクライナ侵攻についての時事問題も取り上げられた。
大問4は万国博覧会にかかわる事柄についての総合問題。基本的な知識に加え資料を読み解く力が必要でした。
- 《山梨県教育委員会》
- もっと詳しい山梨県の公立高校受験、入試制度の情報は山梨県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.yamanashi.jp/kyouiku/top.html
- 《山梨県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 山梨県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
山梨県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/yamanashi/hensachi.html)
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