富山県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
富山県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
富山県 高校入試情報(令和4年度/2022年度)
富山県の公立高校入試は、推薦入学(2月)、一般入学(3月)と受験が行われます。
内申点の対象学年は中学2年生、3年生の評定がつき、特に3年生は2倍に評価されますので、3年生の2学期までの定期テスト対策をしっかりとしておくことが高校入試対策に重要です。
学習の記録以外の特別活動の記録なども15点満点で点数化されますので、普段の学校生活をしっかりと頑張りましょう。
富山県の高校入試では、内申点または学力検査点が定員の10%以内にある場合は、どちらか1方の成績だけで判定されます。
『推薦入学』
- 《入試日程》
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令和5年2月13日(月)
- 《合格発表》
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令和5年2月15日(水) ※内定通知
- 《受験実施校》
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80%程度の高校・学科で実施。
- 《学力検査》
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学力検査は行わない。
- 《その他の検査》
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面接・作文・実技検査が課せられる場合が多い。
- 《内申点の算出方法》
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2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
学習の記録以外の評定=15点
合計150点満点
※一部高校で傾斜配点あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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調査書の内申点150点満点と面接、その他の実施検査により総合的に合否を判定。
「定員に対する比率」
○専門学科(探求科学科、国際科、国際交流科を除く)...50%以内
○普通科のコース...50%以内
○体育、音楽コース...60%以内
○理数科学科、人文社会科学科、国際科、国際交流科、総合学科...40%以内
○コースを除く普通科...10%以内
『一般入学』
- 《入試日程》
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令和5年3月8日(水)・9日(木)
- 《合格発表》
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令和5年3月16日(木)
- 《受験実施校》
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ほとんどすべての学校で実施。
- 《学力検査》
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英語 40点(50分・リスニングテストあり)
数学 40点(50分)
国語 40点(50分・課題作文あり※例年)
理科 40点(50分)
社会 40点(50分)
合計200点満点
- 《その他の検査》
- 一部の高校で面接・実技検査を実施。
- 《内申点の算出方法》
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2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
学習の記録以外の評定=15点
合計150点満点
※一部高校で傾斜配点あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(150点満点)+学力検査点(200点満点)と面接・実技検査の結果をもとに選抜。
内申点または学力検査点が定員の上位10%以内にある場合は、どちらか一方の成績だけで判定できる。
【富山県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:富山県立高校入試の平均点》
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英語:52.5点
数学:53.2点
国語:75.6点
理科:55.6点
社会:63.9点
(それぞれ100点満点に換算)
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《英語の出題内容と傾向》
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聞き取りテスト(10分)・・・3つの内容について出題
筆記テスト(40分)・・・大問1は選択解答式の対話文、大問2は長文読解、大問3は文法・英作文
聞き取りテストの中にも、英語で解答しなければならない問題が出題されています。
長文読解問題が多いため、内容の理解に必要な英単語や文法の知識が試されました。
読解問題の中にも英作文が出題されたり、会話文の穴埋めが出題されたりするので、英語で全体の流れを掴めるようにしましょう。
身近な話題やコミュニケーションの場面から自分の考えをまとめたり、客観的な意見を述べられるような学習をしていく必要があるでしょう。
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《数学の出題内容と傾向》
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大問1(小問集合)
大問2(二次関数)
大問3(データの比較)
大問4(空間図形)
大問5(規則性)
大問6(一次関数)
大問7(平面図形)
各学年の単元・領域をしっかりとカバーするようなバランスの良い出題でした。
大問3は、四分位範囲や箱ひげ図が初めて出題されました。基礎的な知識とそれを応用する力が必要です。
大問7は、三平方の定理や相似比、面積比をそれぞれ理解し、正しく利用できることが必要でした。
基礎的な内容を落とさない訓練をしつつ、方程式の文章題や図形の証明問題はほぼ出題されますので、これらを中心に勉強を進めることが大切です。
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《国語の出題内容と傾向》
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大問1(漢字)
大問2(論説文)
大問3(小説文)
大問4(古文)
大問5(課題作文)
基礎的な問題だけでなく、表現力が必要となる問題や正しい品詞・言葉の意味を問う問題が幅広く出題されました。
読解問題では、言い換えや抜き出しなどの記述問題が出題されます。文章内の比喩が何を表しているのか問われたり、慣用句や語彙力などの知識問題に対応するため、日々の授業の復習が重要です。
古文では、冒頭の四角内に示された場面設定を読み飛ばさず、必ず把握してから読み始めましょう。
課題作文では資料を用いて自分の意見を書きます。資料からきちんと根拠を示しながら、整然とした文章を書く力が求められます。
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《理科の出題内容と傾向》
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大問1(生物)
大問2(地学)
大問3(水溶液とイオン)
大問4(光の進み方)
大問5(消化酵素)
大問6(遺伝の規則性)
大問7(天体)
大問8(力学)
物理・化学・生物・地学範囲からまんべんなく出題されました。
全体的に基礎的・基本的な知識を問う問題が多く出題されたので、日頃からの学習の成果を試すには良い問題でした。
実験やその結果を考察する流れになるものが多いため、教科書の知識や実験の意図を押さえておく必要があります。
基礎の理解だけでなく、応用的な考え方が試される問題が多く、日々の学習の中で多様な問題に臨んでおくことが重要です。
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《社会の出題内容と傾向》
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大問1(日本地理)
大問2(地形図)
大問3(系統地理)
大問4(歴史・古代~近世)
大問5(歴史・近現代)
大問6(公民・憲法)
大問7(公民・経済)
全体的に、地図や写真・グラフなどの資料を見て解答させる問題が多く出題されています。
落ち着いて資料を読み取る時間を確保するために、知識問題はすぐに解答できるようにする必要があります。
近現代のさまざまな事柄に触れる出題が多くなってきていますので、自分の身の回りのことに疑問や関心を持ち調べておくと、自信をもって問題に取り組めます。
歴史では、各時代の大きな流れを特色を踏まえて理解しているかが問われます。
公民の問題では環境問題から非正規雇用問題まで様々な社会問題を取り上げています。
日頃からニュースなどをチェックし、概要を把握しておきましょう。
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- 《富山県教育委員会》
- もっと詳しい富山県の公立高校受験、入試制度の情報は富山県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/30/index.html
- 《富山県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 富山県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
富山県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/toyama/hensachi.html)
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