愛媛県の高校受験、高校入試情報(日程、学力検査、内申点の算出方法、合否判定)、令和6年度(2024年度)

高校受験情報

愛媛県

高校入試制度は都道府県により大きく違います。
愛媛県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!

愛媛県 高校入試情報(令和6年度/2024年度)

愛媛県の公立高校入試は、推薦入学者選抜(2月)、一般入学者選抜(3月)と受験が行われます。
愛媛県の内申点の対象学年は中学1年生から3年生の3年間の評定が同等でつきますので、1年生の定期テストからしっかり対策しておくことが必要です。
一般入学者選抜では、教科によりテスト時間が異なりますので、問題を解く時間配分の練習もしておきましょう。また作文(25分)が実施されますので、作文対策も行っておきましょう。
また愛媛県の高校入試では、すべての受験者に面接が実施されますので、面接対策もしっかりと行っておきましょう。

『推薦入学』

《入試日程》
令和6年2月8日(木)
《合格内定通知》
令和6年2月14日(水)
午前10時~令和6年2月15日(木)正午までに在籍中学校に通知。

令和6年2月20日(火)
正午までに入学誓約書の提出が必要。
《合格発表》
令和6年3月18日(月)
《受験実施校》
令6年度入学者の募集を行う全日制の課程の全ての学科について実施する。
《学力検査》
学力検査は行わない
《その他の検査》
作文、小論文、面接及び集団討論等
推薦入学者志願者全員に対して、作文と小論文から少なくとも一つ、並びに面接と集団討論から少なくとも一つの合わせて二つ以上を実施する。
また、工業に関するデザイン科の推薦入学志願者に対しては、実技テストあり。
※内容は当日発表。
《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
高等学校長は、自己アピール書、報告書並びに作文、小論文、面接、集団討論及び実技テストの結果を資料とし、当該高等学校、学科等の特色を踏まえて総合的に判定し、推薦入学者を選抜する。

「定員に対する比率」
(1)推薦入学の募集人員は、普通科、その他普通科、理数科、国際文理科及び普通科とのくくり募集学科にあっては当該学科の募集定員の5パーセントから15パーセントまで程度の範囲内で、職業教育を主とする学科及び総合学科にあっては当該学科の募集定員の20パーセントから30パーセントまで程度の範囲内で、高等学校長が当該高等学校の学科ごとに定め、事前に公表する。
なお、くくり募集をする学科にあっては、当該募集の単位をもって学科とみなす。

(2)全国募集を実施する学科にあっては、(1)の募集人員とは別枠として、県外の中学校等を卒業する見込みの者又は県外の中等教育学校の前期課程を修了する見込みの者を対象に推薦入学者を募集することができる。

『一般入学』

《入試日程》
令和6年3月7日(木)8日(金)
《合格発表》
令和6年3月18日(月)
《受験実施校》
令和6年度入学者の募集を行う全日制の課程及び定時制の課程の全ての学科について実施する。
《学力検査》
入学志願者全員に対して、学力検査を行う。
国語、社会、数学、理科及び英語の5教科とする。
《その他の検査》
入学志願者全員に対して、面接を行う。
今治工業高等学校繊維デザイン科及び松山南高等学校砥部分校デザイン科の入学志願者に対して、実技テストあり。
内容は当日発表。
《内申点の算出方法》
調査書の各教科の学習の記録の第1学年から第3学年までにおいて履修した必修教科の評定の合計、135点満点とする。
《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
A:学力検査の成績は、各教科50点満点とし、合計250点満点。ただし、理数科及び総合学科は傾斜配点を実施できる。
  理数科は数学と理科の点数を、総合学科は5教科の中で点数上位2教科を1.5倍の75点満点とし、5教科合計300点満点とする。

B:調査書点、1学年から第3学年までにおいて履修した必修教科の評定の合計、135点満点。

C:調査書の各教科の学習の記録以外の記録並びに面接及び実技テストの評価。

第一選抜
調査書点が上位から募集人員の90%程度以内にある者のうち、調査書の記録・面接及び実技テストの結果が良好な者を対象に、 学力検査の成績上位順に募集定員70%程度の物を選抜。

第二選抜
第一選抜で選抜されなかった全員を対象に、上記A,B,Cの得点(合計500点満点)を用いて、募集人員30%程度の者を選抜する。

【愛媛県の高校入試の平均点と出題内容】

《2023年度:愛媛県立高校入試の平均点》
国語25.8点 社会29.0点 数学23.1点 理科27.8点 英語23.9点
《英語の出題内容と問題傾向》
時間:60分(リスニング約10分 残り50分)
満点:50点 大問6問構成。
大問1から3まではリスニング、それ以降の大問で英作文、会話文とスピーチ文の長文問題となっている。
長文読解は毎年傾向が似ているので、過去問を用いた勉強が必須となってくるだろう。
長文読解が問題の約4割を占めているのも特徴。

リスニングでは絵を選ぶ問題、応答を選ぶ問題などが出題されている。
6語以上で書く英作文の問題が、語句の並べかえ問題に続いて同じ大問内で出題されている。
長文では約550語の会話文、600語のスピーチ分の問題が出題されている。
《数学の出題内容と問題傾向》
時間:50分
満点:50点 大問5問構成。
大問1と2が独立小問である。
後半の問題に時間がかかることも考えて、素早く正確に解けるように過去問を用いた勉強が必須となってくるだろう。
後半の大問は例年規則性、関数、平面図形といった同じ分野からの出題が多い一方で、昨年度はデータの活用が出るなど、傾向の変化も見られたため、幅広く対策しておくことが必要である。

大問1と大問2の小問集合では、計算問題、作図問題、方程式の文章題などが出題され、いずれも標準レベル。大問3以降で、データの活用、関数、平面図形がそれぞれの大問で出題されている。
いずれの大問も難問は少ないため、基礎をしっかりと押さえておきたい。
《国語の出題内容と問題傾向》
時間:45分+(作文:25分)
満点:50点 大問5問構成。
大問4では約2000字の小説が出るので長文を短時間で読み解く練習をしておきたい。
また、別途作文の試験があり、300~400字で自分の考えを表現する力が求められる。

大問2と3は漢字の読み書きに関する問題で、大問1と4は長文読解問題(説明的文章と小説文)になっており、小問数が多く文法の知識や表現の特徴を問われる。
大問5は古典の問題が出題される。
最後の作文は事前に練習をしておいて、慣れておけばそこまで難易度は高くない。
《理科の出題内容と問題傾向》
時間:50分
満点:50点 大問5問構成。
大問1から4で物理、化学、生物、地学が出題され、大問5は小問集合となっている。
各分野幅広く出題されるため、苦手をつくらないように対策することが重要。
例年出やすい単元もある為、過去問を利用して傾向を掴むことも有効。

物理分野から「電流と磁界」「光」「力の働き」、化学分野から「化学変化」「気体・水溶液」、生物分野から「消化・吸収・排出」「生殖、遺伝、進化」、地学分野から「地震」「天体の動き」「気圧」が出題されている。
どの分野も出題範囲がやや広いと言える。
《社会の出題内容と問題傾向》
時間:50分
満点:50点 大問6問構成。
歴史、地理、公民がそれぞれ2つの大問で問われる。
記述だけでなく、資料の読み取りなどを含む問題も多く出題されるため、正確に読み取りができるように、対策しておく必要がある。

地理分野は地図やグラフの読み取り問題が出題されやすい。世界の姿や産業などの分野が出題されやすい。
歴史分野では古代から現代まで幅広く出題され読み取りや並べ替えの他、年表を用いた問題もある。
公民分野では政治・経済・地球社会などいずれもまんべんなく出題されるためしっかりと対応しておきたい。
《愛媛県教育委員会》
もっと詳しい愛媛県の公立高校受験、入試制度の情報は愛媛県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://ehime-c.esnet.ed.jp/
《愛媛県の公立高校・私立高校の偏差値》
愛媛県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
愛媛県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/ehime/hensachi.html)
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