愛知県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
愛知県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
愛知県 高校入試情報(令和7年度/2025年度)
愛知の高校入試では、推薦選抜と一般選抜に加え、特色選抜が実施されます。
一般選抜では、AグループとBグループに分かれており、各グループ1校ずつ、合計2校まで出願が出来る「複合選抜制度」が採用されています。
学力検査は第1志望校でA・Bまとめて1回のみ行われ、2校に志願した場合、学力検査の成績を第1志望校と第2志望校の両方で用いて校内順位を決定します。
また、全校で同一の採点基準とするため、解答用紙はマークシートになります。
面接は推薦選抜と特色選抜で実施されますが、一般選抜では実施する高校と実施しない高校があるので、志望校をチェックしておきましょう。
なお、愛知県公立高校の入学者選抜は、すべての課程、すべての選抜においてオンラインで出願できるWeb出願システムを導入しており、出願はもちろん志願変更のほか、配慮申請などの各種申請・届出もWeb出願システムで対応となるので、しっかり確認しておきましょう。
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『推薦選抜』
- 《入試日程》
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令和7年2月6日(木)
- 《合格発表》
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令和7年2月10日(月)
- 《受験実施校》
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全校・全学科で実施。
- 《入学検査》
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すべての受験者に面接を実施。
一部の学科で特別検査を実施。
※学力検査は実施しない。
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
一部の学科で特別検査を実施。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)× 5段階 × 2 = 90点
合計90点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申書や推薦書などの内容、面接、特別検査(実施する学科のみ)の結果などを資料として、各高校・学科が示す選抜基準に基づいて総合した成績
「定員に対する比率」
普通科が募集人員の10~15%程度、専門学科・総合学科が30~45%程度
『一般選抜』
- 《入試日程》
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「学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)」
令和7年2月26日(水)
「面接」※面接を実施する場合
【Aグループ】
令和7年2月27日(木)
【Bグループ】
令和7年2月28日(金)
- 《合格発表》
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令和7年3月11日(火)
- 《受験実施校》
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全校・全学科で実施。
- 《学力検査》
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英語 22点(40分+リスニングテスト10分)
数学 22点(45分)
国語 22点(45分)
理科 22点(45分)
社会 22点(45分)
合計110点満点
※一部の高校で傾斜配点を実施
- 《その他の検査》
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面接を実施するかどうかは各高校が決定。
一部の学科で特別検査を実施。
- 《内申点の算出方法》
-
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
合計90点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(90点満点)と学力検査点(各22点満点の5教科合計110点満点)を使用し、各高校があらかじめ選択する①~⑤の「校内順位の決定方式」によって得られた数値で校内順位を決定。その後、全ての高校の校内順位データをコンピュータで処理し、各高校の合格者を決定。
① 内申点(90点)+学力検査点(110点)
② 内申点×1.5(135点)+学力検査点(110点)
③ 内申点(90点)+学力検査点×1.5(165点)
④ 内申点×2(180点)+学力検査点(110点)
⑤ 内申点(90点)+学力検査点×2(220点)
★各高等学校の面接実施の有無、校内順位の決定方式の詳細はこちら
愛知県教育委員会公式ホームページ_愛知県公立高等学校入学者選抜
『特色選抜』
- 《入試日程》
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令和7年2月6日(木)
- 《合格発表》
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令和7年2月10日(月)
- 《受験実施校》
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一部の高校・学科で実施。
※音楽科と美術科では実施しない。
- 《出願資格》
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「農業、工業、商業、水産、家庭、看護および福祉に関する学科」
その高校・学科の特色ある教育内容に関連する明確な進路目標と強い学習意欲を有する者
「理数、体育、外国語、国際教養に関する学科、総合学科およびコースを設置する普通科・特色ある教育課程を有する普通科」
自然科学、人文・社会科学、スポーツなど特定の分野で優れた能力と顕著な実績を有する者
※「特定の分野」にはコースに関連する分野を含む
「地域に根差し、地域貢献を特色とする高等学校」
その高校で学習する強い意欲と、地域社会に貢献する意志を有する者
- 《入学検査》
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すべての受験者に面接を実施。
また面接+作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、実技検査のうち、1つを実施。
※実施される検査は高校ごとに異なる。
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視。
「定員に対する比率」
募集人員の20%程度までを上限に、各高校が具体的な人数の枠を設ける。
※推薦選抜の定員枠とは別に定める。
★特色選抜を実施する高等学校・学科、および入学検査の内容についての詳細はこちら
愛知県教育委員会公式ホームページ_愛知県公立高等学校入学者選抜
【愛知県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2024年度:愛知県立高校入試の平均点》
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22点満点
国語:11.3点 数学:12.3点 社会: 13.0点 理科:11.4点 英語:14.8点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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解答形式がマークシートに変わった為、英作文や記述問題がなくなり、スペルミスの心配はなくなりました。
しかしその分、資料や本文の内容を速く正確に読み取る速読力・精読力、文法力、そしてリスニング力と、あらゆる力が総合的に求められる内容でした。
長文問題が約6割出題され、配点が高いので、長文に慣れることや解き方をおさえることが重要になります。
英文がただ読めるだけではなく、各段落の要点を整理し、どこに何が書かれてあったか・どんな話の流れなのかを把握しながら読み取る訓練が必要です。
全体を通して、読解力、単語力、文法力が大切です。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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例年通り大問は3つで、小問集合や、確率、関数、図形から出題されています。
大問1の小問集合においては、幅広い分野からの出題にはなりますが、ほとんどが基本~標準問題となっているので、この基本問題を確実に得点することが重要です。
図形問題や関数問題は難易度が高い問題が多いので、普段から様々な形式の問題を解き、応用力を身に付けることを意識しておきましょう。
また、前半部分を正確に速く解き、後半部分に時間の余裕を持たせると高得点が望めるでしょう。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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解答形式がマークシートに変わった為、記述問題の出題はなくなりましたが、従来通り、説明文文章読解(論説)、小説、漢字と語句(国語知識)、古典(漢文または古文)の4つの問題構成で出題されました。
文章読解については、登場人物の心情の変化を、説明文では筆者が何を伝えたいのか?を問われる問題がほとんどです。そのため普段から「文章を読む」ことに慣れておくことと、正確に且つ短時間で要旨を掴む練習が必要になります。
選択問題が多いため、選択肢を正確に読み取る力も必要です。
古典では文章の全体から流れを掴むことが重要です。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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学力検査をA・Bグループそれぞれではなく、共通で1回のみの検査なので、出題分野が多岐に渡っています。よって各設問内容は、見たことがあるような問われ方が多かったと思います。
全分野からバランスよく出題されるので、幅広い知識を定着させる必要があります。
問題文が長く、読み取りづらさもあることと、知識の暗記だけでは解けない問題もあるので、過去問を何度も解いて問題慣れをしておくと良いでしょう。
また、複数の実験結果をふまえて判断する問題もあるので、一つ一つの現象を根本から理解することも大切です。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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今年度は昨年と比較して大問が1つ増え、歴史2問、地理2問、公民2問の計6問の出題となり、例年通りに戻った形となりました。
昨年同様、資料やグラフから読み取る力が、今まで以上に必要となる出題内容でした。
全ての内容からバランスよく出題されるので、幅広い知識を定着させることが重要です。
さらに年々、地図やグラフ、統計資料など複数の資料を読み取る問題が出ているので、複数の資料を正確に、またすばやく読み取る訓練をしましょう。教科書を中心に基本事項の理解を徹底していくことが重要です。
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- 《愛知県教育委員会》
- もっと詳しい愛知県の公立高校受験、入試制度の情報は愛知県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.aichi.jp/site/aichinokyoiku/
- 《愛知県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 愛知県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
愛知県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/aichi/hensachi.html)
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